『浅草海苔』 と 『アサクサノリ』 の違い

海苔干し
17世紀まで、海苔はワカメの様に扱われていたようです。
そのまま天日で干して保存していました。
食べ方もワカメの様な食べ方だったと推察されます。
焼き海苔を味噌汁に落すのは、この名残と考えられます。
大森村・堀の内 ( 現在の大森中3丁目 ) の百姓、
野口六郎左衛門 ( 1592〜1682 ) が、浅草で紙すきを見て、
今の姿に仕上げた、と伝えられています。
(浅草紙についてはこちらを参照して下さい。)
この紙状に仕上げた海苔を浅草海苔と呼んでいます。
   注 意 !
アサクサノリ と書くと、植物の名前になります。
漢字とカタカナでは意味が違います。
 新製品 浅草海苔 は、大都会への憧れや、
響きの良いネーミングによって大ヒットしたと推察されます。
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東京土産は海苔が一番なんですよ!

『 この発明によって、寿司やおにぎりに、新しいアイデアが生れました。 』
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多摩川河口域に自生する天然のアサクサノリの画像はこちらです。
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浅草と大森の関係