手摘みで収穫されたアサクサノリです。
最悪な生育環境での養殖でしたが、
何の問題もなく育ってしまいました。
漆黒色をした良質な海苔でした。
大森には、「海苔の神様がいる」
としか思われません!
漆黒の良い海苔です。
生海苔
 笊(ザル)で水を切りました。
 網1枚でバケツ2杯程の
 収穫がありました。
45年前の最新兵器の登場です。
生海苔を包丁で刻む作業の省力に、
手動チョッパーが使用されました。
生海苔を押し込む時に、
誤まって指を入れてしまう事故もありました。
(元生産者談)


ミンチにしています。
海苔抄き
 これが 「 海苔抄き 」 です。
 刻んだ生海苔を板海苔に仕上げます。
 最も重要な準備は、
 台の水平を取る作業です。
 均一な厚みに仕上げる為に 
 欠かせません!
 水と一緒に刻んだ生海苔を
 枠に流し入れます。
 熟練を必要とする作業です。
これが天日干しの様子です。
抄かれた海苔は裏干しされます。
急送な乾燥は皺の原因となるからです。
上の写真は葦簾を使用していますが、
こちらはプラスチックの簾を使った写真です。
1枠に18枚の海苔が掛かっています。
コストパフォーマンスを考えると、
非常に贅沢な作業です。
天日乾し
もうすぐ干しあがります。
 いよいよ 「 天日干し 」 の最終段階を迎えました。
 直射日光を当て仕上げます。
 これで照りのある乾海苔になります。
 良質な海苔ほど収縮し、
 パリパリと音を立てて剥し時を知らせます。
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