2008年1月22日火曜日
大田区立中富小学校で
海苔抄き体験学習会が行われました。
採れたてのアサクサノリ
地元大森の浜で養殖された
アサクサノリを細かく刻みます。
飛行機包丁と呼ばれる
3枚歯の道具を使って、
刻んでいきます。
飛行機包丁に代わって登場した、
45年前の新兵器です。
手動チョッパーは切り刻むのではなく、
潰しながら細かくする機械です。
生海苔の細胞を破壊してしまい、
品質を落としてしまうのですが、
省力化という点では重宝されました。
裕福で革新的な生産者は、
電動の切断機を使っていました。
手動チョッパー
海苔を観察
NHKが、取材に来ました。
大田区の広瀬課長の質問に
元生産者さんが答えて行きます。
ビーカーを使ってアサクサノリの
姿を解説しています。
大森の古老達が先生となって
全校児童全員に個人レッスンを
施していきます。
体力の限界までがんばる姿に
感動しました。
第1回目の体験学習では、
過労から救急車で運ばれた
先生がいました。
大御所になれば損得抜きで、
伝える義務がある事
を学びました。
海苔抄き
天日乾し
いよいよ 「 天日干し 」 の
最終段階を迎えました。
直射日光を当て仕上げます。
これで照りのある乾海苔に
なります。
良質な海苔ほど収縮し、
パリパリと音を立てて
剥し時を知らせます。
テレビ撮影 テレビ撮影の様子
大森海苔問屋組合には
日本テレビ(4月放送の鉄腕ダッシュ)も取材に来ました。
トキオのメンバーが海苔を摘んで抄きました。
張られていた海苔網は平成20年4月6日に撤去され、
今年の養殖実験は終了しました。
ご協力いただきました関係者の皆様、ありがとうございました。
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