海苔に残留した放射性物質について。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きた後、
海苔の安全性についての質問を多数いただきました。
 海苔の収穫は冬季に行われます。
11月後半から始まり、3月末で終了します。
 国内で海苔養殖をおこなっている海域は5か所です。
その海域別に説明をいたします。

平成22年度生産された乾海苔について。

 松島湾 津波により全ての海苔網が流され、漁期は終了しました。 
 東京湾 高潮により全ての海苔網が流され、漁期は終了しました。
 三河湾
伊勢湾
被災地から遠方ですので問題はありません。
 瀬戸内海 被災地から遠方ですので問題はありません。 
 有明海 被災地から遠方ですので問題はありません。 
この状況から理解していただけると思いますが、 
 平成22年度産の海苔については何所で買われても、
 放射性物質の心配はいりません。

平成23年度に生産された乾海苔について。

11月なかばから新海苔の生産が始まりました。
各県庁は放射性物質の検査結果を公表しています。
食品衛生法上の暫定規制値に満たないどころか、
検出すらされていません。 
詳しくは各県庁の発表を閲覧して下さい。
 神奈川県庁 千葉県庁 宮城県庁

フェースブック