郷土博物館

大田区立郷土博物館の分館として建設され、
平成20年4月6日に開館しました。
大森が海苔発祥の地である事をアピールし、
後世に伝える為の施設です。 
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松原区長、西野前区長、
その他関係者によるテープカットが
行われました。
大森町最後の船大工さんも 
横浜から駆けつけました。
開館式に欠かせない特別ゲストです。
来館者に和船の説明をされている様子です。
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半世紀前に使用されていた道具達が、
ここで静かに眠っています。
全てが文化財として登録されています。
元海苔生産者による、
海苔抄きの指導が行われました。
本場大森ではこれを、
”海苔付け”と言います。
この方法は約300年前に、
故野口六郎衛門氏が開発。
鉢巻をされた方は、
その子孫にあたる方です。
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6メートルのジャンボ海苔巻き作りが、
行われました。
お母さん達が真剣にサポートして、
見事に成功させました。
元生産者による 
簾(す)編みの指導も行われました。
アシの茎を隙間が空かない様に仕上げる 
伝統的な手法の伝授です。
大森で開発された特殊な手法です。
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期間限定ですが、
多摩川河口に自生する
アサクサノリを観察できます。
特別注文のアクアリウムは必見です。
半世紀ぶりのアサクサノリ養殖の 
最後のイベントです。
海苔網を陸にあげてポールに張り込み、
自由に摘み取って試食してもらいました。
「 美味しい 」 の声が聞こえてきました。
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半世紀前に海苔養殖に使用されていた
道具類が見られます。
その全てが日本国の文化財として、
登録されています。
体験型展示が多数採用されている事も、
評価できます。
大森の船大工によって造船された、
和船の展示です。
その造船の様子はビデオ撮影され、
保存されています。
「大森海苔のふるさと館」では、
希望者に上映しています。
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これらは2階に展示されています。
廃棄される寸前に文化財として
保存されました。
これら道具達の保存を訴えた先人達に
感謝します。
大田区立「海苔のふるさと館」のホームページはこちらです。